作品紹介 Vol.3

展覧会に参加される作家さんたちの過去の作品を紹介させていただきます。

展覧会では、また少し違った新作の作品も並ぶようですが、

少しでも展覧会のイメージが膨らめば と思います。

今回は 野原 万里絵さん、服部しほりさん、宮下由利江さん の作品の紹介です。

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野原 万里絵 NOHARA Marie

ステートメント
街の風景やそのパターン、人々の生活の中での出来事やコミュニケーションをもとに、個人的なルールを定めて絵を描くことで、新たな方法や意味が見いだせるのではないかという事を考え、制作しています。


タイトル:Process1.〈まねをする〉
制作年:2011年

〈略歴〉
1987年 大阪府生まれ
2007年 京都市立芸術大学美術学部美術科 入学
2011年 京都市立芸術大学美術学部美術科 油画専攻 卒業
2011年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 絵画専攻 油画 入学
現在、修士1回生

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服部しほり HATTORI Shihori

ステートメント
「東洋画の真髄は線である。」 この言葉の奥深くにある桃源郷を、わたしは静かに模索する。繊維からまる紙の上に、その真髄を手探り探る。
私は信ずる。線が要素でなくなる瞬間を、そのもののみで美を体言できることを。本当の意味で自由になること、そして豊かになることを。


タイトル:愚痴なる親仁形の台詞にて言ふ
制作年:2010年

〈略歴〉
1988年 京都市生まれ
2007年 京都市立芸術大学美術学部美術科 入学
2011年 京都市立芸術大学美術学部美術科 日本画専攻 卒業
2011年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 絵画専攻 日本画 入学
現在、修士1回生

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宮下由利江 Miyashita Yurie

ステートメント
布を染料を用いて描いています。これらでなくてもいいのかもしれません。が、ぴんと張った布に、染料がぶわっと広がる、その様をみてから、これらにはまだ発見の余地があると夢見ています。そのための、日々の研究と発表。


タイトル:くまの出現
制作年:2011年

〈略歴〉
1986年 三重県生まれ
2006年 京都市立芸術大学美術学部工芸科 入学
2010年 京都市立芸術大学美術学部工芸科 染織専攻 卒業

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