作品紹介 Vol.2

展覧会に参加される作家さんたちの過去の作品を紹介させていただきます。
展覧会では、また少し違った新作の作品も並ぶようですが、
少しでも展覧会のイメージが膨らめばと思います。
今回は 奥村りなさん、角田広輔さん、國政 聡志さん 
の作品の紹介です。
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奥村りな/OKUMURA Rina
ステートメント
誠実に精密に世界を見ること、その実践として制作をしています。


タイトル:《tracing, tracing, tracing》
制作年:2010-2011年

〈略歴〉
1989年 高知県生まれ
2007年 京都市立芸術大学美術学部美術科 入学
2011年 京都市立芸術大学美術学部美術科 構想設計専攻 卒業
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角田広輔/KADOTA Hirosuke


ステートメント
空間内に音響機材などの電化製品を用いたギミックを仕掛け、モノとモノ、観者と作品の相互作用を促し、関係性を浮き彫りにするインスタレーション作品を制作。

タイトル:「サーキットベンドソーキソシー」
制作年:2010 年

タイトル:「ロックガーデン」
制作年:2011年

〈略歴〉
1987年 兵庫県生まれ
2006年 京都市立芸術大学美術学部美術科 入学
2010年 京都市立芸術大学美術学部美術科 油画専攻 卒業
2010年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 絵画専攻 油画 入学
現在、修士2回生

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國政 聡志/KUNIMASA Satoshi


ステートメント
私はすべてが偶然であるような想いになることがあります。
普段の生活の中で、日々時々、新しいものに出会うことによって自分自身の思いや気持ちが変化し、常に偶然の状態に立っていると考えています。その気持ちの流動的な流れを様々なメディアと技法を通して表現しています。
また、染織専攻というところから繊維に焦点を当てて制作しています。繊維というのは拡大させると、構造を反復させ広げていきます。その中には永遠性であったり、大昔からの原始的な造形の形が見られます。その繊維の技法を応用させ、拡大して空間に展開しています。また身近な素材を使うことによって現代から見える新たな発見へとテーマを映し出します。

タイトル:カカエコム
制作年:2011年

〈略歴〉
1986年 大阪生まれ
2008年 ロンドン留学
2010年 京都精華大学芸術学部デザイン科テキスタイルデザイン卒業
2010年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 工芸科 染織 入学 
現在、修士2回生