アトリエ訪問Vol.1

こんにちは、「Colors of KCUA2011」企画メンバーの増田です。カラーズ展以外では、芸術学研究室の修士2回生だったりします。
どうぞよろしく☆


さてさて、大学生のみなさん。
テスト週間に入り、歓喜したり涙したりしている今日この頃なのではないでしょうか。
企画メンバーはテスト週間に入り、涙したり、涙したり、カラーズ展のチラシを新しく作ったり、座談会の形式を考えたり、作家さんと連絡とったり、ポートフォリオ作ったり、涙したりしています。

気づけばカラーズ展開催まであと3週間…!!アンビリーバブル!!


それはさておき、今日は作家さんのアトリエの様子と近況をお伝えしてこうと思います。

先日(だいぶ先日)、企画メンバー数名で作家さんの制作現場にお邪魔してきました。
実は、企画メンバーと作家さんは、同じ京芸でも研究室の場所が全く違うのです。なので「作品は知ってるけど、どこでどんなふうに作ってるのか知らない」なんてことも。せっかく同じ学校にいるのだから、制作の様子を見せてもらわないのは損ですよね。
というわけで、諸々の打ち合わせも兼ねて、アトリエ訪問開始です!


まずは、油画の野原さん
野原さんは13、14、20日の3日間、@KCUAの2Fでワークショップをします。
驚き盤(フェナキストスコープ)の原理を使って、人形のアニメーションを作るワークショップだそうです。


それでは、早速アトリエ拝見。

手作りっぽい机と白い壁、Macのノートパソコンがとってもイイ感じです。デザイナーさんの事務所っぽい感じもしますね。壁には何枚かのエスキースらしき紙が貼ってあります。
左側に貼ってあるのが今回のワークショップの構想で、右の壁にあるのが普段の制作のドローイングのようです。


さらに近づいてみます。

驚き板の、細かい設計が描かれています。よく算数の割り算で見たような図とか、メリーゴーランドのような絵も……。なんだか準備が大変そうですが、大丈夫でしょうか?



「実現可能であれば、準備の手間とかは気にしないです。でも、子どもたちに『やらせてる感』を与えたくない。自分の譲れないポイントもあるし、どうやったら子どもたちに楽しんでやってもらえるかが難しいです。」
と話す野原さん。


ワークショップは、普段の制作以上に様々な条件が絡んできます。参加人数や、対象年齢、材料費、参加者が楽しめる活動と作家のやりたいこととのギャップもあります。野原さんも、何度も何度も案を練っているみたいです。一体どんなワークショップが出来上がるのでしょうか?